ルーネ専門家コラム
eスポーツ施設が知っておきたい、首・目・手にたまりやすい負荷のこと
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eスポーツは、見た目にはあまり身体を動かさない競技です。けれど、身体に負荷がかかっていないわけではありません。むしろ静かに続ける競技だからこそ、どこに無理がたまっているのかが見えにくい。そこに、この競技の少し特殊な難しさがあります。
実際、日本のeスポーツ選手を対象にした調査では、肩こりや肩のだるさ、眼精疲労、頭痛、首の痛みといった訴えが少なくありませんでした。
首・目・手は、別々に疲れているわけではありません。画面を見続ければ、視線は固定されます。視線が固定されると、頭の位置も動きにくくなる。さらに、腕を前に置いたまま手首や指だけを細かく使い続けると、肩まわりの動きも小さくなります。つまり、首・目・手はそれぞれ独立して疲れているのではなく、ひとつのプレー姿勢のなかで一緒に負荷を引き受けているわけです。
真剣にやる人ほど、負荷は同じ場所に残りやすい。プレー量が多い人や競技性の高い人ほど、首や肩、腰などの痛みを訴えやすいことも報告されています。
eスポーツ施設の価値は、スペックだけでは測れません。長くプレーしても、身体の偏りを引きずりにくいこと。少し視線を遠くに戻せる、少し首や肩の緊張を抜ける、少しフォームの偏りをほどける。そうした小さな切り替えがあるだけでも、その後のプレーのしやすさは変わってきます。
監修:佐藤洋平 博士(医学)
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